登山の始め方

なぜ登山は登り優先?初心者が知らないと怖い山のマナー

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みなさん、こんにちは。PaPa登山です。

普段道を歩くとき右側を歩くように、登山においても知っておくべきマナーが数多くあります。

この登山のマナーは、安全に登山を行う事、皆が気持ちよく登山できることがきっかけとなり生まれました。

マナーは決してルールではないのですが、登山初心者は知っておいて損はしないでしょう。

今回は登山マナーの中でよく言われる「登り優先」についてお話していきます。

1.登山は登り優先

登山道では多くの人とすれ違うことがありますが、登山道でのすれ違いにはマナーとして、どちらが優先されるか決まりがあります。

1-1.登山道での優先順位

登山をしていると道幅が狭く、二人が横並びですれ違いができないことはよくあります。

そのような時、どちらが道を譲るか初心者の方は迷いがちです。

登山のマナーでは、「登りが優先」となります。

この「登り」とは山頂に向かっている人ではなく、「斜面が登りか下りか」で判断します。

つまり、あなたが下山中の登り坂を歩いていれば、あなたが優先となります。

理由はいくつかあります。

  • 登山中は足元を見ながら歩くことが多々あり、下りの人だと、登ってくる人が視線の先にあるため、人がいることに気づきやすい。
    逆に登ってくる人は下を見ているので、下りの人に気づきにくいからです。

  • 下りの人が先に下ってしまうと、もし下りの人の足元から落石した場合、登りの人に当たってしまう可能性があるからです。
    登りの人が先に登れば、その心配もありません。

その他色々な理由があり、登りが優先となっています。

これらの考えの根底にあるものは、安全です。

1-2.ゆずるときの基本

道をゆずる時は、何も考えずゆずってしまうと危険な目にあうことがあります。

  • 道を譲るときは山側に出来るだけ身を寄せます。
    なぜなら、谷側で待っていて通り過ぎる人が躓き、あなたの方へ倒れてきた場合、あなたが谷底へ落ちる可能性があるからです。
    この時、山側にいれば、谷底に落ちることもありません。

  • 相手が安全に通れるようにできるだけ道を広くあけてあげます。
    案外ザックなどの荷物の大きさを忘れがちで、ギリギリでよけるとぶつかってしまうことがあります。
    また不安定な足場だと、通りすぎるときよろめいてぶつかってしまうこともあるからです。
    できる限り、広くあけましょう。

  • 大人数の場合、後ろから早いペースで登山者が来たときは、最後尾の人が山側へ安全に避けるように大きく声をかけましょう。
    先頭をいく方々は、後ろに中々気づくことができません。
    一声かけて、道を譲りましょう。

1-3.登山道では臨機応変のゆずりあいと思いやり

すれ違いの優先順位、ゆずるときの基本をお話しましたが、ルールに捉われ過ぎるのも良くありません。

登山道の状況に合わせて臨機応変に対応しましょう。

  • 登りで疲れているので先に下りの人へ道を譲りたい。
  • 登りの人数が多すぎて、下りの人がなかなか前へ進めない。

等々、その状況によって臨機応変に対応しましょう。

大事なことはしっかりと声掛けをすることです。

この声掛け一つで事故やトラブルも避けられるし、気持ちの良い登山ができます。

1-4.ゆずられて困ることもある

道を譲られても困る、逆に相手を危険にしてしまう可能性がるのは、ゆずる側が安全でない場所で道を譲ろうとしてしまうときです。

初心者にありがちですので気を付けましょう。

慌てて退避した場所が、とても狭かったり、人がすれ違えないスペースだったり、滑りやすい箇所だったり、すれ違う人を危険にさらしてしまう可能性があります。

そんなときはやはり声をかけて、「私が先でもいいですか?」「危険ですので先通りますね」等、一声かけてすれ違いましょう。

もし反対の立場の場合、「慌てなくて大丈夫ですので、お先どうぞ」と声をかけてあげてください。

1-5.ベテランには心の余裕がある

初心者の人や体のトラブルを抱えた人は、周囲の人の気配に気づくのが遅れがちです。

声もかけずに猛スピードで追い越したりすると、相手をびっくりさせて慌てさせたり、転倒、滑落などのトラブルにもなりかねません。

あなたがベテランになった際には、ぜひ一声かけてあげて、相手がまた山に登りたくなるように親切にしてあげましょう。

2.まとめ

今回は、登山ですれ違うときは「登りが優先」というお話をしました。

しかしこれは、「強制ではない」ということが望ましいです。

マナーを守ろうとするあまり、他人にまで義務としてマナーを押し付けたり、少しマナーに外れた行為をしたからといって声を荒げるのもよくないです。

相手が知らなかっただけかもしれないですし、もしかしたらなにかを思って行ってくれているからかもしれません。

そしてそんなことよりも、自分が登りだろうが下りであろうが、自ら率先して道をゆずり、すれ違う登山者を待ってあげればお互い気持ちの良い登山ができるのではないでしょうか。

ゆずりあいの精神は素晴らしい日本の文化です。

もし自分が登山初心者でマナーを知らず、登山をためらっているなら、登山ツアーに参加してみてはいかがですか。

勉強を目的としたツアーもたくさんあるのでおすすめです。


それでは快適な登山ライフを。

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