登山の始め方

登山計画書ってなに?提出は義務?登山計画書についてお答えします。

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皆さん、こんにちは。PaPa登山です。

新しい登山道具を一つ手に入れる度に、「早く登山がしたい」と思いますよね。
PaPa登山も勿論一緒です。。

でも登山をする前に「登山計画書」を書いていますか?
登山道具と同様、大事なものです。

「登山計画書」というと、

  • そもそも登山計画書ってなに?
  • 提出しなきゃいけないの?
  • そもそも必要?
  • どこに提出するの?
  • 提出は義務なの?
  • 書くのめんどくさい
  • みんな提出しているの?

という声が上がります。

今回は、登山計画書についてPaPa登山なりにお答えしていきたいと思います。

1.登山計画書ってなに?

まず登山計画書は、登山の際に提出する書類のこと。
別名「登山届」「登山者カード(登山カード)」「入山届」ともいいます。

2.提出は義務?

登山計画書は基本提出義務はないです。ただし、自治体によっては登山条例によって特定の山岳に登山する場合に登山計画書の提出を義務づけているところもあります。

2017年には北アルプスの西穂高岳で登山届を出さないまま入山し、滑落事故に遭った男性2人に対して、岐阜県は条例に基づく罰則(罰金5万円)を初めて適用している例もあるので、登山するときには確認をしておかないと、後で痛い目にあいます。

3.提出先は?

登山計画書は警察へ提出し、家族にも計画を伝えておきます。
警察への提出は、登る山を管轄する警察署への提出を基本としています。
または道府県警察本部地域課宛てでもいいです。

出し方は郵送、FAX、インターネットで提出できます。
警察以外でも登山口に近い駐在所、主要登山口にある提出箱、山の麓の鉄道駅の提出箱に提出してもいいです。

PaPa登山も「金峰山」に登った時に、提出しました。

4.ぶっちゃけ、登山計画書って必要?

ここなんですよね。
意味がなければ、個人情報満載の紙をノーセキュリティの場所においておきたくないですよね。
たとえ警察に提出したとしても、それを警察が運用する体制はとっていないところがほとんどですし・・・

「なら必要ないのでは?」と思いますが、登山計画書を書くことによるメリットがたくさんあるので推奨されています。

  • 無計画登山を防止し、きちんとした行動計画を立てるため
    「有名な山に登りたい」と思って、いきなり家を飛び出す人はいないと思います。
    まずは、どの山を登るのにどこの登山口からスタートして、どのルートを行くから登るのに何時間かかって、下山するのに何時間かかる。
    だからこの時間に家をでよう。

    登山時間がながければ、途中で食事しないといけないから、食料はこれだけ持っていこう。

    天気が荒れそうだから、雨具をもっていこう。
    標高が高いから、この防寒着をもっていこう。
    と色々考える(計画する)はずです。

    登山計画書はそれを紙に書き出しているだけです。
    そして計画漏れがないように、先人達がフォーマットを作ったのです。

    なので登山計画書を書くことができないということは、その登山が無謀であることの証明なのです。
  • 一緒に登山するメンバーと山行情報を共有するため
    リーダー以外のメンバーが「ただリーダーについて行くだけ」というのでは、万が一はぐれた場合や、判断に迷った時に事故に発展する可能性が高くなります。

    そんな時、みんなが登山計画をしっかりと把握しておけば、助かる可能性が飛躍的にあがります。

    ツアー旅行においても同様、ガイドさんだけが知っていればいいということではなく、自分でもどのように登山していくか把握しておいたほうが、今後の勉強にもなるでしょう。

    全員が「自立した登山者」であるべきであり、最低限、行動予定については、情報をしっかりと共有できるようにしましょう。

  • 遭難や、滑落などの緊急事態時の捜索活動をスムーズに行うため
    登山計画書が出されていない場合のことを考えてみましょう。
    まずはどこから入山したかを調べるため、複数ある登山口の駐車場を調べることになると思います。
    また周辺の山小屋に問い合わせて宿泊記録を照会 するでしょう。

    しかし、「どこの登山口から入山したか」「どこに泊まる予定なのか」「どういう装備で行ったのか」ということが分かっている場合とわからな い場合では、捜索のスピードが違います。

    また無駄な山域の捜索活動も誘発してしまうため、遭難救助費が多大になる恐れもあります。

    そのため、捜索活動を最 小限かつスピーディーに行うため、登山届は必要不可欠なものとなっています。
  • 「山岳保険」との「登山届(登山計画書)」の関係性
    「山岳保険」に加入しており、登山中に転倒しケガをしてしまった場合や万が一滑落により死亡してしまった場合、骨折による自力での下山が困難なため、ヘリでの輸送を行った場合などは、その費用が保険金として支払われることになります。

    ところが、保険金の支払いはなかなか細かいもので、例えば保険金を目当てとした「自殺」については保険金支払事由から除外され、保険金が下りません。

    ではあまり登山者のいない里山に「軽装」で「単独」で入り、行方不明となり後の死亡が確認された場合、保険金は請求できるでしょうか。

    おそらく保険会社であれば、「登山届は書いていましたか?」と尋ねてきます。登山届がなければ、「自殺ではないのですか?」と推測できるからです。

    つまり、登山届がないと保険金がおりないわけではないですが、スムーズな保険金請求のためにも、あらぬ疑いをさけるために必要である、ということになります。

5.みんな出してるの?

とあるアンケートでは「登山計画書」提出率が74%だということが分かりました。正直意外と提出している人がいるんだなと思いました。
届け出るのは義務でもルール違反(一部では違反)でもないですが、自分の身を守るのに一番有効です。

2014年の御嶽山噴火では、登山届を出さずに入山した人が多く、行方不明者数の把握を難しくしたとの指摘がありました。

また登山計画書を提出し、遭難に合われて助かったという方もいます。

このように、「登山計画書」を提出しておくだけで、万が一の時、生存確率が大きく変わることも覚えておきたいですね。 

6.登山計画書を作るのはめんどくさい!!!

「めんどくさい!」「なにをかけばいいの!」

登山初心者にありがちなことです。
ですが登山初心者こそ書いたほうが勉強になるのでオススメします。

「登山計画書」は色々なところで手に入れることができます。
PaPa登山が登山した「金峰山」では、登山口に提出書類と提出箱がありました。

有名なところでは、「公益社団法人 日本山岳・スポーツクライミング協会」のサイトでPDFで配布されています。良ければDLしてください。


「登山計画書」は確かにめんどくさいし、提出をためらってしまいます。
ですが、ほんの数分我慢して書いて提出すれば、万が一の時、生存確率が飛躍的にあがります。

PaPa登山は「登山計画書」の提出を推奨しております。

もう少し詳しく知りたい人は、ツアー旅行に申し込んでみて、書き方をガイドさんに教わってもいいのではないでしょうか。

それでは皆さんも、安全な登山ライフを。

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